歩くと足裏が痛い

このような症状はありませんか?

このような症状はありませんか?

  • 歩くと足の裏が痛む
  • 歩行時、小石・ジャリを踏んだような違和感がある
  • 足指の付け根が痛む
  • 起床時に、足の関節にこわばりを感じる
  • 足の裏が痛くて歩きにくい

など
このような症状でお悩みでしたら、まずは一度、やなぎさわ皮フ科内科へご相談ください。

歩くと足の裏が痛む原因

関節リウマチ

「足指の付け根が痛む」という場合、関節リウマチの初期症状の可能性があります。
放置すると関節の変形を招く恐れがありますので、早期に適切な治療を受けるようにしましょう。

リウマチ科のご案内

乾癬性関節炎

皮膚が赤くなって厚くなり、かさぶたとなって剥がれ落ちる尋常性乾癬の症状に関節炎が加わったもので、手足、アキレス腱、足の裏などに腫れやこわばりが生じます。

痛風

体内の尿酸が多くなり、関節に結晶が沈着して、激しい関節の痛みを誘発する病気です。
特に足の親指で激痛を引き起こします。

反応性関節炎

尿路や腸管などに感染が生じた後に起こる関節炎です。
特に足首、膝、アキレス腱などの部分が痛みます。

足底腱膜炎

足に加わる衝撃を吸収する役割を担う足底腱膜で炎症が起こり、衝撃が吸収されにくくなった状態です。
歩く・走るなどの動作が行いにくくなります。

診断

まずは痛みの場所を確認し、いつから、どのように痛むのか診察します。また、その他の症状の有無を確認します。
そのうえで必要な血液検査(炎症の指標や、免疫学的検査項目など)、尿検査を行います。
さらに症状が現れている関節のレントゲン撮影や関節エコーを行います。

関節リウマチの治療方法

薬物治療

薬物治療治療では、できるだけ速やかに関節の痛みや腫れ、炎症を除去することが重要となります。
関節リウマチの治療薬はDMARDsと総称され、csDMARDs 、bDMARDs、ts DMARDsに大別されます。
日本リウマチ学会では関節リウマチ治療の適性のためガイドラインが策定されています。
csDMARDsの中で、世界で一番使用されているのがメトトレキセート(商品名:リウマトレックス、メトレート、メトトレキサート)で、評価が高いです。その他にサラゾスルファピリジン(商品名:アザルフィジン)、ケアラム(商品名:ケアラム)、ブシラミン(商品名:リマチル)、タクロリムス(商品名:プログラフ)などがあります。

bDMARDsは生物学的製剤という薬剤です(バイオやバイオ製剤とも呼ばれます)。
関節リウマチではさまざまな細胞が誤作動を起こし、炎症を引き起こしたり、関節を破壊する作用を持つサイトカインというタンパク質が過剰に作り出されています。bDMARDsはこれらの細胞やタンパク質を標的とした治療です。点滴や皮下注射で投与します。
bDMARDsを使用するときは感染症に注意が必要です。予防のためにインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンは可能であれば接種しましょう。治療開始前に結核やB型肝炎の検査を行います。

ts DMARDsは分子標的合成リウマチ薬という薬剤で、新しいタイプの治療薬でJAK製剤のことを指します。
これらの薬剤は、合併症などで使用できない薬剤もありますので、お一人お一人に合わせて治療の選択をおこなっていきます。また、ライフスタイルに合った治療の選択(自己注射など)も可能です。適宜ご相談しながら最適な治療法をご提案いたします。
関節リウマチでは関節以外の臓器病変に対する治療も必要となることがあります。定期的に通院し、診察や検査を受けることが大切です。

外科的治療

メトトレキセートや生物学的製剤の登場で関節リウマチの治療は劇的に進歩しました。
しかし、既存の薬物療法に抵抗性を示す一部の患者さんもおられ、疼痛や機能障害が高度な場合は、外科的手術が適応となることがあります。
必要に応じて専門機関をご紹介します。

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