皮膚のできもの

皮膚にできる「できもの」の種類

皮膚にできるできものには、ほくろ、いぼ、粉瘤(アテローム、おでき)、汗管腫、稗粒腫(ひりゅうしゅ)などの種類があります。
埼玉県川越市のやなぎさわ皮フ科内科では、こうした皮膚のできものに対する治療を行っておりますので、できものでお困りの方は一度当院皮膚科へご相談ください。

皮膚・皮下良性腫瘍

ほくろ

皮膚・皮下良性腫瘍

ほくろの種類は様々で、褐色~黒褐色をしていて、平坦なものや隆起しているものまで、形は様々です。
まずは良性か悪性かを診断し、それ応じて適切な治療方法を選択します。

いぼ・脂漏性角化症

いぼ・脂漏性角化症

主にウイルス感染が原因でできるできもので、手足の裏によくできます。
小さないぼは自然に治ることも多いですが、難治性のいぼは切除することもあります。
脂漏性角化症は「老人性いぼ」とも呼ばれ、主に加齢が原因で起こります。

粉瘤(アテローム)

粉瘤(アテローム)

粉瘤(アテローム、おでき)とは、毛穴からできる皮膚のできものになります。毛穴の根本が膨らんで袋状になったものを言います。
中には悪臭を放つ皮膚のあかが入っていて、従来は内容物を押し出す治療が行われていましたが、化膿する場合があるため、小さいうちに切除する治療がおすすめです。

汗管腫、稗粒腫(ひりゅうしゅ)

目元にできる良性腫瘍で、内容物を押し出して治療します。
汗管腫も目元にできることが多く、液体窒素で焼いたり、切除をおこなって改善させることができます。

脂肪腫

皮下にできる良性腫瘍のうち、最も多くみられるものです。
40~50代に多くみられ、女性に起こりやすい傾向にあると言われています。
全身の様々な部位にできますが、特に背中、肩、首によくできます。

石灰化上皮腫

皮膚にある毛穴の一部が石灰化する良性腫瘍です。発生原因ははっきりしません。
ほとんどのものは無症状ですが、押すと痛んだり、かゆみを伴ったりする場合もあります。
よく、『皮膚の下に碁石がある』と表現されることがあります。

軟線維腫

首まわりにできるいぼ状のできもののことで、老化や肥満が原因でできると言われています。
小さいものは「スキンタッグ」「アクロコルドン」、大きなものは「懸垂性軟性線維腫」というように、できものの大きさで分類されるケースが多いです。

血管腫

血管腫には「単純性血管腫」「いちご状血管腫」「老人性血管腫」などの種類があり、血管の細胞・形の異常によって発生します。

皮膚悪性腫瘍

  • 基底細胞癌
  • 扁平上皮癌
  • 悪性黒色腫
  • 乳房外ページェット病
  • ボーエン氏病
  • 日光角化症

皮膚がん診療のご案内

皮膚のできものの検査方法

ダーモスコピー検査

ダーモスコピー検査ダーモスコープという拡大鏡で、皮膚の状態や性状を確認する検査です。主にほくろ・できものの良性・悪性を診断するために行われます。

超音波検査(表在エコー検査)

エコー検査超音波により、表面からはわからないできものの状態や深さ、血流などを確認する検査です。痛みはなく、短時間で検査することができます。

皮膚生検

病理検査できものの組織の一部を採取して、それを顕微鏡で詳細に確認する検査です。

治療方法

良性腫瘍

皮膚の腫瘍は内服薬や外用薬では治療できないため、基本的には外科的処理による除去が行われます。
病変の状態や形、大きさに応じてくり抜き法、切除縫合法など、適切な治療方法を選択します。

悪性腫瘍

皮膚の悪性腫瘍(皮膚がん)はお顔にできることが多く、傷痕が残ることが心配で治療をためらわれる方も少なくありません。
ですが、小さいうちであればできるだけ傷痕を目立たなくさせることが可能です。
また、腫瘍切除により欠損部が広範囲となった場合には、再建術を行います。
リンパ節への転移が疑われる場合には、センチネルリンパ節生検を行いながら、見た目上の問題に配慮して適切な治療方法を選択します。

皮膚のできものの治療費用

※準備中です。

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